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和白干潟をラムサールへ          The Save Wajiro Tidal Flat Association

和白干潟を守る会は、1988年4月に地元在住の切り絵画家・山本廣子( くすだひろこ )の呼びかけにより発足した自然保護団体です。 このブログは和白干潟を守る会の活動内容を発信するものです。

和白干潟を守る会のご案内

画像の中心(白い△印)をクリックするとビデオがご覧いただけます。

ご挨拶

 2012年4月より「和白干潟を守る会」の「活動報告」を主体にしたブログを開設しました。和白干潟を守る会のHP同様、よろしくお願いします。和白干潟の様子を見て和白干潟のすばらしさを感じていただければ、嬉しく思います。ごいっしょに保全活動をしませんか? 保全活動やHP・ブログの管理なども会員のボランティアで支えられています。 ボランティア活動の楽しさや喜びも感じていただけたら嬉しく思います。                   2013年4月  和白干潟を守る会 代表 山本廣子  

冬の和白干潟の自然さがし「アシ原や干潟の宝物をさがそう!」報告/寒い日ではありましたが、冬ならではの自然を見ることが出来、一般の参加者も2名あったことは嬉しいことでした 

冬の和白干潟の自然さがし「アシ原や干潟の宝物をさがそう!」報告            

日 時:2016年1月26日(火) 10:00~12:00 大潮 満潮11:27 干潮 5:05 16:53
参加者:13名 守る会11名

 前日までの記録的な寒波で雪だるまができるほどの雪が降った後で、小雨がぱらつく中、傘をさして4回目の自然さがしを行いました。始めに山本代表より、「干潟の沿岸にはまだ雪も残っていますが、ツクシガモなど生き物は寒い中で暮らしています。また形を変えている生き物もいます。今日は樹林帯にいる鳥を探せたらいいですね。今年度は『自然さがし』の実績をもとにパンフレットを作りたいと思っています。」という挨拶がありました。
開会のあいさつ

アシ原近くにカモがいたので、早速望遠鏡で見ました。マガモ、オナガガモ、ツクシガモ、ウミネコが見えました。
沿岸から見る
IMG_7717オナガガモ800
IMG_7751ツクシガモ
IMG_7803ハクセキレイ
IMG_7728ムクドリ700

バードウォッチングの後、アシ原に入ると青々としたハマウドがあちらこちらにありました。
アシ原へ向かって観察

マサキは実がなっていて、新芽もありました。マサキは潮風が当たると、葉が厚くなると教えてもらいました。ナワシログミも実がたくさんついていて、少しずつ色づいていました。ハマサジは葉が光を多く受けるように広がっている「ロゼット状」になっていました。シャリンバイは実がなっている株となっていない株があり、「雌雄異株かな?」という疑問が出ました。
IMG_7761シャリンバイ

センダンの木の葉をつけていない枝の先にかわいい顔のように見えるものは「葉痕」というそうです。
IMG_7744センダンの実

足元を見るとあちらこちらにハマニンニクやハママツナの芽がありました。ハマダイコンは雪や風にやられていました。ハマアカザの芽もありました。花が咲かないと何かわからないものもあります。「至るところに芽が出ていて嬉しいですね。」という声がありました。新芽がたくさんあると全部は育たず、先に出たものが育つそうです。ウラギクの穂も枯れたままでありました。オオジシバリは葉をちぎると乳白色の液がでるそうです。ハマエンドウは枯れ草の中で芽を出していました。
遠くを見ると葉の落ちた木に鳥が止まっていました。ヒヨドリの鳴き声が聞こえます。近くの木にトビやカラスが止まっていました。
IMG_7757トビ

途中でアシ原からそっと歩いてすぐ近くの海にいる鳥の様子を見に行った偵察者からは「ツクシガモが10羽いる」との報告がありました。シャリンバイがたくさんあるところでは、リーダーより「鳥が実を食べて種を運んだので広がったのだろう。」との説明がありました。アシ原の奥の方へ踏み分けて入って行くと背丈よりも高いヒトモトススキの群落がありました。ヒトモトススキは漢字で「一本薄」と書くそうです。石垣島に群落がある以外、他の所では珍しいそうです。カヤなので、触ると手が切れるそうです。アシ原の奥の方にあるので、夏はアシ原の藪が茂っており冬しか入れない場所でした。
IMG_7768ヒトモトススキ

見上げるとナンキンハゼに実がたくさんついていて、影絵のシルエットのようでした。ヘクソカズラ、ヌルデ、ノイバラ、黒い実がなったスイカズラ、葉がテカテカしたテリハノイバラがありました。耳を澄ますとツグミやシジュウカラの鳴き声が聞こえました。木の下にはシロハラがいました。
随分歩いてアシ原を探検して、10時55分頃、堆積して腐りかけたアオサを踏んで海の方に出ました。満潮が近付いていたので、アシ原の近くまで透明できれいな海水が来ていました。沖ではスズガモ、ホオジロガモが、近くではマガモが波に浮いていました。この付近の沿岸にもハマウドがあちらこちらにありました。1本あるハマボウの様子を見ると新芽が確認できました。砂地の赤いオゴノリは時間が経つとだんだん白くなるそうです。生きているホトトギスガイも見ました。センダンの木は波で洗われていて根が出ていました。枝先が「く」の字に曲がっているのはネムノキだそうです。行く先の水際にカモたちがいたので、アシ原の方へ引き返しました。海の広場近くではハママツナの芽やシオクグも見ました。
11時25分に海の広場に戻り、チェックリストを使って、自然さがしで見たものを全員でチェックしました。1つ1つ名前をあげ、「赤い実がなっていたね。」と言ったりして状態を確認しました。歩いているときはそうでもないのですが、立ち止まっていると靴の底からじんじんと寒さが伝わってきました。参加者からは「夏のハマボウの観察会に参加しました。今回は寒く、鳥が少なかったですね。ダイシャクシギを初めて見ました。」「ヒトモトススキがいっぱいあるのに感動しました。」「和白干潟の中でも唐原は海岸ぎりぎりまで家が建っていて、自然海岸が少ないと思いました。あっと言う間に開発されていると感じました。」などの感想が聞かれました。山本さんから和白干潟には昔は砂丘があったことや海の家が30軒ぐらいあったとの話も聞きました。
「今日は氷雨の中、熱心に自然さがしを行いました。春の芽吹きを楽しみに見てみたいですね。」という今村さんの挨拶で無事閉会しました。寒い日ではありましたが、冬ならではの自然を見ることが出来、一般の参加者も2名あったことは嬉しいことでした。4月からの自然さがしではどんな自然に出会えるでしょうか。(K・A)

IMG_7807 800

以上

●観察された鳥 26種類
カワウ・アオサギ・ツクシガモ・マガモ・カルガモ・コガモ・ヒドリガモ・オナガガモ・ホシハジロ・スズガモ・ホオジロガモ・ミサゴ・トビ・ダイシャクシギ・ウミネコ・ハクセキレイ・ウグイス・シジュウカラ・ハシボソガラス・ハシブトガラス・ツグミ・シロハラ・ムクドリ・ヒヨドリ・キジバト・ドバト
※大潮の満潮時のため、干潟のシギやチドリがほとんど観察できませんでした。
●観察された貝類 3種類
ウミニナ・ホソウミニナ・ホトトギスガイ
●観察されたカニ類・ヤドカリ類・ゴカイ類・魚類 なし
●観察された植物 40種類
アキグミ・アキニレ・クコ(実)・クスノキ・クロマツ・シナサワグルミ・シャリンバイ(実)・センダン(実)・ツルウメモドキ・テリハノイバラ(実)・トベラ・ナワシログミ(実)・ナンキンハゼ(実)・ヌルデ・ネズミモチ(実)・ノイバラ・ハマゴウ(実)・ハマボウ・ハリエンジュ・マサキ(実)・ヤマフジ・スイカズラ・ウラギク(穂 )・オオジシバリ・シオクグ・ダンチク・ツルナ・ハマウド・ハマエンドウ・ハマサジ・ハマダイコン(花)・ハマナデシコ(種)・ハマニンニク・ハママツナ・ヒトモトススキ・クサヨシ・アシ・クサフヨウ・キミガヨラン・ハマユウ
●観察された海そう類 2種類
アオサ・オゴノリ
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