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和白干潟をラムサールへ          The Save Wajiro Tidal Flat Association

和白干潟を守る会は、1988年4月に地元在住の切り絵画家・山本廣子( くすだひろこ )の呼びかけにより発足した自然保護団体です。 このブログは和白干潟を守る会の活動内容を発信するものです。

和白干潟を守る会のご案内

画像の中心(白い△印)をクリックするとビデオがご覧いただけます。

ご挨拶

 2012年4月より「和白干潟を守る会」の「活動報告」を主体にしたブログを開設しました。和白干潟を守る会のHP同様、よろしくお願いします。和白干潟の様子を見て和白干潟のすばらしさを感じていただければ、嬉しく思います。ごいっしょに保全活動をしませんか? 保全活動やHP・ブログの管理なども会員のボランティアで支えられています。 ボランティア活動の楽しさや喜びも感じていただけたら嬉しく思います。                   2013年4月  和白干潟を守る会 代表 山本廣子  

夏の和白干潟の自然さがし 「アシ原や干潟の宝物をさがそう!」/「自然さがし」の活動が守る会以外へも広がっていることを感じました 

夏の和白干潟の自然さがし 「アシ原や干潟の宝物をさがそう!」
日 時:2015年7月28日(火) 10:00~12:20
参加者 22名 守る会11名 

 「春の和白干潟の自然さがし」に引き続き、台風の後の暑い日、うす曇りの中で2回目の自然さがしを実施しました。10時からの山本代表の挨拶では、干潟の四季の自然を探すため、「自然さがし」を年4回実施することや、和白干潟は塩性植物、湿地植物があるのが特徴であること、和白干潟は樹林帯、アシ原、砂浜という干潟本来の姿があり、干潟では唯一、2009年に日本の里100選に選ばれたことなどの話がありました。「自然さがし」には自然観察会のガイド養成の目的があり、季節の違いによる生き物の確認をしていくという話もありました。その後、案内リーダーの紹介、スケジュール案内がありました。

まず、海の広場のすぐそばで爽やかに咲いているハマボウの黄色い花を見ました。
ハマボウ
夏の植物観察

アシ原に向かって歩くと、シオクグ、秋に紅葉するハママツナがありました。潮の引いた足元の砂地にはウミニナ、ホソウミニナがたくさんいます。ウミニナとホソウミニナの違いの説明もありました。よく見るとチドリが食べるハマトビムシがいっぱい飛んでいました。ハマサジの白い花が咲いていました。
アシ原の手前にはアシハラガニ、クロベンケイガニが思い思いに動いていました。
干潟の生きもの観察
アシハラガニ
クロベンケイガニ

石の下にはケフソイソガニが潜んでいました。遠くにはダイサギが3羽見えました。
アシ原に入ると中は藪でした。背丈以上の草が茂り、前の人が踏んだ後を身をかがめながら進んでいきました。アシの根本付近には大きな穴がたくさん開いていました。ハマガニ、アシハラガニなど大きなカニたちの巣穴です。その近くに最近生まれた小さな子ガニたちが見られました。ハマダイコン、夕方花が開き香りが強いハマユウがありました。ハマウドは枯れて茶色になり、種が出来ていました。葉が丸いハマヒルガオ、ナンキンハゼを見ました。
ナンキンハゼの実

テリハノイバラがいたるところにあり、白い小さい花もありました。
ハマナデシコは蕾、花、種になっているものなど様々ありました。ハマナデシコ

シロバナサクラタデ、藪の中にぽっかりと咲いた白い花のクサフヨウ、センニンソウ、匂いが強く線香に使うハマゴウの紫の花、スイカズラと、アシ原の中で次々に宝物に出会いました。
シロバナサクラタデ

迷路のようなアシ原から出たのは10時51分でした。干潟から沖の方を見ると、羽を広げて乾かしているカワウがいたので望遠鏡で見ました。干潟には心地よい風が吹いていました。唐の原川の方に行くとフジツボとウミニナがアシの茎の上の方に上がっていました。アシにしがみついて茎についたケイソウ(藻)などを食べているそうです。この様子は初めて見た人が多かったようです。唐の原川河口にはかつてはハクセンシオマネキがたくさんいたことを案内リーダーから聞きました。望遠鏡で牧の鼻の方を見るとレンズの中がハマボウの花でいっぱいでした。
11時6分からアシ原の干潟側を海の広場の方へ引き返しました。コサギ、ダイサギ、トビ、カルガモが遠くに見えました。
水鳥観察

足元にはヤドカリ、色のきれいなソトオリガイがいて、小さな噴火口のようなゴカイの巣穴もいくつもありました。たくさんのウミニナやヤドカリを見て「1つ1つ動いている。すごい。速い。じっと見ているとたいしたものだ」という声も聞かれました。ウミニナが水たまりの縁を彩っていました。
アシ原の海側にもハマボウがあり、花が咲いていました。ハマダイコン、オカヒジキ、メマツヨイグサ、コマツヨイグサ、ネムの木、クコの花と宝物は尽きません。
コマツヨイグサ

海の広場に戻り、シナサワグルミ、樹林帯の中のヒトモトススキなども見ました。
11時53分に集合して、全員でチェックリストで自然さがしで見たものをチェックしました。参加者からは「干潟は生態系が豊かである。生態系が狂うと元に戻すのに時間がかかるので、生活する時に気をつけたい」「夏にも植物が多いのに驚いた。ハマナデシコがきれいだった」「何度か来たことがあるが、前になかった他のものが茂って、前からあったものが少なくなっている」「春と違って、変わっていたのが面白かった。ハマゴウの花を初めて見た」などの感想が聞かれました。
前回よりも一般の参加者も増え、小学生も2名いて、「自然さがし」の活動が守る会以外へも広がっていることを感じました。暑くて汗がたくさん出ましたが、参加者の皆さんはとても元気で、たくさんの自然に出会えました。次回の自然さがしで秋の宝物に出会いたいと思いました。(K・A)

記念写真

以上

●観察された鳥 12種類
カワウ・ダイサギ・コサギ・マガモ・カルガモ・スズガモ・トビ・ウミネコ・スズメ・ムクドリ・ハシボソガラス・ハシブトガラス
●観察されたカニ類など 9種類
アシハラガニ・アカテガニ・クロベンケイガニ・ケフサイソガニ・コメツキガニ・マメコブシガニ・ヤマトオ
ササガニ・ヨコエビ・ハマトビムシ
●観察されたヤドカリ類 1種類
ホンヤドカリ
●観察されたゴカイ類 1種類
スゴカイイソメ
●観察された貝類 6種類
ウミニナ・ホソウミニナ・ソトオリガイ・シロスジフジツボ・イボキサゴ(殻)・オキシジミ
●観察された魚類など 2種類
クサフグ・ミズクラゲ
●観察された植物 47種類
アキグミ・アキニレ・イヌビワ・クコ・クスノキ・クロマツ・シナサワグルミ・シャリンバイ・センダン・ツルウメモドキ・テリハノイバラ(花)・トベラ・ナワシログミ・ナンキンハゼ・ヌルデ・ネズミモチ・ノイバラ・ハマゴウ(花)・ハマボウ(花)・ハリエンジュ・マサキ・ヤマハゼ・ヤマフジ・スイカズラ(実)・センニンソウ(花)・イソホウキギ・オカヒジキ・コマツヨイグサ・シオクグ・シロバナサクラタデ(花)・ダンチク・ツルナ・ハマウド・ハマエンドウ(花)ハマサジ(花)・ハマダイコン(花)ハマナデシコ(花)・ハマニンニク・ハマヒルガオ・ハママツナ・ヒトモトススキ・メマツヨイグサ(花)クサヨシ(穂)・アシ(穂)クサフヨウ(花)・ネム・ハマユウ(花)
●観察された海藻類 4種類
アオサ・オゴノリ・ボウアオノリ・アマモ
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