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和白干潟をラムサールへ          The Save Wajiro Tidal Flat Association

和白干潟を守る会は、1988年4月に地元在住の切り絵画家・山本廣子( くすだひろこ )の呼びかけにより発足した自然保護団体です。 このブログは和白干潟を守る会の活動内容を発信するものです。

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ご挨拶

 2012年4月より「和白干潟を守る会」の「活動報告」を主体にしたブログを開設しました。和白干潟を守る会のHP同様、よろしくお願いします。和白干潟の様子を見て和白干潟のすばらしさを感じていただければ、嬉しく思います。ごいっしょに保全活動をしませんか? 保全活動やHP・ブログの管理なども会員のボランティアで支えられています。 ボランティア活動の楽しさや喜びも感じていただけたら嬉しく思います。                   2013年4月  和白干潟を守る会 代表 山本廣子  

和白水処理センター 及び まみずピア(海水淡水化センター)見学報告/参加者からはこれからも環境を守る視点からいろいろな施設などを見学していこうという感想が出されていました。 

和白水処理センター 及び まみずピア(海水淡水化センター)見学報告

日時:2014年5月21日(水)11:00~14:30
場所:和白水処理センター(福岡市東区塩浜3-2500)、まみずピア(海の中道奈多海水淡水化センター:福岡市東区奈多1302-122)
参加者:11名

 前日の雨もあがりさわやかな晴天に恵まれ、車3台に分乗して(バイク1台)東区にある2箇所の水関係施設の見学に、午前・午後と行ってきました。和白干潟を守る会は、かねがね和白干潟を含む博多湾の水質がどのように汚水処理されて守られているのか知りたいと、和白干潟の近くにある「和白水処理センター」と、近い距離にある福岡地区水道企業団の海水淡水化施設「まみずピア」の見学を企画したものです。
 和白水処理センターは福岡市に7つある道路下水道局の和白地域の汚水処理をする施設です。その処理水は、海水淡水化センターに送られ、海水淡水化処理で発生した高濃度の塩水とブレンドされて博多湾に放出されています。和白水処理センターでは所長の宮島さんから研修室で、和白地区では1日に3万4000トンの下水を処理していること、下水処理の仕組みなどの概要説明を受け、実際に現場(水処理棟)を見学させていただきました。
和白水処理センター説明を受ける 
 この状況は中央操作室で3人1組24時間体制でチェックされています。汚水は、下水道管や人工島にある汚水中継ポンプ場を通り、処理施設の沈殿池にためられます。最初の沈殿池はいかにも下水といった臭いがしましたが、茶色の泡がぶくぶくしている生物反応槽で嫌気部、好気部の活性汚泥の微生物に吸着、分解されます。1ccに 5億の菌が活躍しているそうです。最後に沈殿させた後、大腸菌など消毒する次亜塩素酸ソーダを加え、海水淡水化センターに送られています。この段階では、まったく匂いも無く、水は透明になっていました。処理の過程で出た汚泥は以前は堆肥として販売もされていましたが、コストの採算が取れないため廃止され、汚泥から出たメタンガスは工場のボイラー燃料として100Kw発電し、有効利用されています。施設の周辺には芝が植えられ、土壌脱臭という芝生の下に微生物を入れて散水するというやり方で悪臭が周辺に行かないように配慮されていました。
 福岡市は人工島建設の前提として、下水の高度処理によって、博多湾の水質悪化を防ぐと言っていたのですが、高度処理もリンの除去が大半で、窒素についてはごく一部しかできていないことがわかりました。進めるには経費と時間がかかっているとのことですが、博多湾の水質をよくするための高度処理は約束どおり進めてほしいと思いました。生活排水に大量の油脂などが混じると菌が死ぬため吸着マットで処理するそうですが、早期に異常に気づくために日常的に嗅覚の訓練をしているそうです。家庭からの油脂などを流すことは絶対にしないように、心がけたいものです。
和白水処理センター見学(玄関にて)
 12時で水処理場見学を終え、奈多護岸の木陰でお弁当をひろげました。目の前の人工島は邪魔でしたが、遠くに立花山、満潮の穏やかな博多湾を眺め、くつろいだひとときを過ごしました。望遠鏡を持ってきていた山本さんがチュウシャクシギ10羽を見つけました。
 13時30分には、まみずピアに着き、概要のビデオを見た後、所長の守田さんから説明を受けました。1日5万トン(25万人分)の真水(飲料水)をつくる施設としては日本一の規模だそうです。まみずピア見学(濾過装置説明)
 平成17年6月から稼動し、奈多沖640mの海底に設置した浸透取水装置の導水管を通って、UF膜でろ過され、逆浸透現象を使って水深800m相当の高圧で海水から真水をつくり出し、海水の60%を真水にしています。この水は混合施設で筑後川の水と混ぜて福岡市のみならず、都市圏の15自治体に供給されています。一方、処理後の塩分の濃い海水は、和白水処理センターの処理水と混合され、博多湾に放流されています。博多湾の放流口周辺の水質検査もセンターによって定期的に行われ、問題はないとのことでした。 
まみずピア見学(玄関にて)
 海水淡水化センターは福岡市の渇水から始められた事業ですが、一般の上水道の2倍のコスト、ランニングコストの4~5割が電気代ということですから、水を融通してもらっている筑後川の水量が多いときは、淡水化を少なめにするなどの節約をしているそうです。最後には水道水と淡水化した水の飲み比べをして、守る会参加者の半数以上が正解でした。ここの水は超軟水だそうです。
 一日がかりで水関係施設を見学し、下水処理や、海水淡水化がどのようになっているかを知ることができました。参加者からはこれからも環境を守る視点からいろいろな施設などを見学していこうという感想が出されていました。

 なお、河川の汚濁など異常を見つけたときは、道路下水道局 下水道河川管理課排水設備係(092-711-4534)に連絡してくださいとのことでした。(終了後和白水処理センターの宮島所長が上記に行かれて話したら、「異常の連絡をいただいたら、すぐに対応します」と話されたと山本まで連絡がありました。 (E・I)
以上
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