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和白干潟をラムサールへ          The Save Wajiro Tidal Flat Association

和白干潟を守る会は、1988年4月に地元在住の切り絵画家・山本廣子( くすだひろこ )の呼びかけにより発足した自然保護団体です。 このブログは和白干潟を守る会の活動内容を発信するものです。

和白干潟を守る会のご案内

画像の中心(白い△印)をクリックするとビデオがご覧いただけます。

ご挨拶

 2012年4月より「和白干潟を守る会」の「活動報告」を主体にしたブログを開設しました。和白干潟を守る会のHP同様、よろしくお願いします。和白干潟の様子を見て和白干潟のすばらしさを感じていただければ、嬉しく思います。ごいっしょに保全活動をしませんか? 保全活動やHP・ブログの管理なども会員のボランティアで支えられています。 ボランティア活動の楽しさや喜びも感じていただけたら嬉しく思います。                   2013年4月  和白干潟を守る会 代表 山本廣子  

10月ラムサール条約登録街頭署名活動報告/本日の署名活動は気候が丁度良くて、守る会のブルゾンを羽織っても暑くありませんでした 

10月ラムサール条約登録街頭署名活動報告

日時:2016年10月11日(火)10:30~11:30
場所:西鉄香椎駅前周辺
参加者:6名
署名数:69名分

 本日の署名活動は気候が丁度良くて、守る会のブルゾンを羽織っても暑くありませんでした。

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人通りは多かったのですが、皆せわしなく歩く方が多くて、声掛けしても急いでいるので、と言う方は未だ良い方で、無視される方も有りましたが、山本さんは何時もの様に、知り合いの方もありダントツに集めていました。中には、三苫にお住いのご高齢の方で「和白干潟を埋立て道を作って欲しい、回り道するのでタクシー代が大変だから。」「以前バスを通すと言ったのに未だ実現していない、その為だったら署名する」との意見や、「自分は開発をした方が良い」と言う方もおられました。その中でラムサール登録に前向きな方や、以前和白に住んでいたので等、快くして下さる方も多々ありました。今回初めて署名活動に村上さんが参加されました。(S・T)

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以上
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定例探鳥会報告 和白海岸/カモたちに会えて、若い人の参加も多く、嬉しい探鳥会でした 

定例探鳥会報告 和白海岸
-和白4丁目海岸→海の広場→アシ原→砂洲→海岸→海の広場-
2016年10月9日(日) -晴れ - 小潮(干潮 8:33 満潮 16:09)
[観察鳥種] 32種 [参加者数] 19人 

 昨晩の激しい雨の後で、今日は少し涼しくなりました。9月の末からはミヤコドリやクロツラヘラサギや淡水ガモ達が渡ってきました。
クロツラヘラサギとヘラサギとカワウ

久しぶりに海の広場方面に向かいました。住宅街からRKB鉄塔にミサゴが止まっているのを見ました。
ミサゴ

和白4丁目海岸では、先の台風で沖にあったアオサやアサミドリシオグサが沿岸に流れ着いて堆積しています。和白川河口や唐の原川河口には淡水ガモたちが350羽程集まっていました。ヒドリガモが多く、オナガガモやオカヨシガモが混じっています。
ヒドリガモとアオサギとダイサギ

カルガモは家族でしょうか、20羽くらいの集団で泳いでいます。カモたちをたくさん見るのは久しぶりで、嬉しかったです。エクリプス羽のものも多かったです。クロツラヘラサギやヘラサギは食事をしたり立って休んだりしています。カワウの220羽の黒い集団が干潟に立ち並んでいます。
移動するカワウ

沖合にスズガモ4羽とキンクロハジロ1羽、ホシハジロ1羽、オオバン3羽がいっしょに浮いて移動しています。
スズガモとオオバンとホシハジロ

海ガモたちはまだ少ないです。遠く対岸の雁ノ巣海岸に5羽のミヤコドリを見つけました。倍率の高い望遠鏡を貸してもらい、皆さんにも見てもらいました。
海の広場からアシ原の中道を歩きました。シャリンバイの実が生っており、ウラギク(ハマシオン)が咲き始めていてきれいでした。
ウラギク(ハマシオン)の花

ハママツナも花や実が生っており、イソホウキギも赤く色づき出して秋の気配です。砂洲に出て、かなり近くでクロツラヘラサギやヘラサギなどを見ることができました。
砂洲で観察のようす

海の中の杭の上にもミサゴが止まっており、食事をしているものもいました。アシ原の海岸側を歩きながら、可愛いアシハラガニなどを観察しました。
アシハラガニ

台風で寄せてきたペットボトルなどのゴミを拾い集めながら戻りました。
ゴミ拾い

海の広場で鳥合わせをしている時に、モズの高鳴きが聞こえ、姿も見ました。
モズ

カモたちに会えて、若い人の参加も多く、嬉しい探鳥会でした。(山本 廣子)

以上

【参加者の感想】 
・クロツラヘラサギやヘラサギが並んでおり、近くで見られて良かった。
・ヒドリガモなどのカモたちが増えてきて、良かった。
・アシハラガニが可愛かった。  ・カワウが多かった。 

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「第19期和白干潟の自然観察ガイド講習会~素晴らしき和白干潟の生き者たち!」報告/終了後、3名の方が守る会に入会されました。大変うれしい成果です  

「第19期和白干潟の自然観察ガイド講習会~素晴らしき和白干潟の生き者たち!」報告                       
                                       
日時:2016年10月2日(日)14:00~17:10
場所:和白干潟を守る会事務所(きりえ館)、和白干潟
参加者:21名 講師 逸見泰久氏(熊本大学沿岸域環境科学研究センター教授)&ご子息、守る会12名、一般参加7名

 13時30分過ぎから一般参加の方が7名次々来館され、たちまち部屋は満員状態。14時きっかりに進行役山之内さんの司会で開会。山本代表の挨拶と講師逸見先生の紹介、スケジュールの案内がありました。
講習会看板
山本代表挨拶

逸見先生は、九州大学在学中から和白干潟で底生動物の研究をされ、和白干潟を守る会も調査や研究に協力してきた経緯もあり、馴染み深い方です。筑陽学園中学校教員として在職中に、和白干潟での野外学習のプログラムを確立され、熊本大学に奉職されてからも、筑陽学園中学校は今日まで24年間和白干潟の野外学習を継続しています。また近年のイオン環境財団からの助成金申請にも推薦人としてお願いし、守る会を支えていただいています。

 14時15分から先生のスライドで「和白干潟の底生動物~素晴らしき和白干潟の生きものたち」と、先生の研究グループが2002年に調査された和白干潟の底生動物リストを参考に教えていただきました。カニや貝を中心に、どのような種類のカニがいるか、住む場所が移動しているのではないか、種が減っているのではないかなど、20年ほどの間の変化について先生と山本代表のやり取りで、講義が進みました。
チゴガニは減って河口を移動し、元の場所にはコメツキガニが棲んでいること、チゴガニのオスははみんなそろってダンスをし、ツメをつけたロボットで実験して見ると、大きなツメの方にメスが魅力を感じて寄っていくことが明らかになったこと、ヤマトオサガ二もダンスをするが、目の高さまでしかツメを上げず(ズグロカモメの餌になるから)、コメツキガニはめったにツメを振らないそうです。ヒメヤマトオサガ二は和白にはいませんが、もっと高くツメを振るそうです。ハクセンシオマネキは、三拍子で振りメスが近くに来たときは振り方が違うそうです。シオマネキも和白にいたが、現在は減っているそうです。アシハラガニは植物系のえさを食べ、ヒメアシハラガニは肉食系でコメツキガニを食べたりするそうです。ウモレベンケイガニは唐原川河口にいますが、石の間にじっとしています。ウミ二ナは増え、ホソウミ二ナは減っているとのことです。ウミ二ナは卵が孵化するとプランクトンとして沖を泳いでから戻ってくるのに対し、ホソウミ二ナは卵からそのまま貝になりその場所に棲むそうです。貝として水面にさかさに吸着して移動するそうです。絶滅危惧Ⅱ類キヌカツギハマシイノミガイの生息がアシ原で確認されているので、ラムサール登録地に有利と言えるそうです。希少種はアシ原などの湿地にいるので確認することが必要だそうです。
逸見先生室内講義2
逸見先生室内講義1
 
質疑応答では「アオサ対策:水質をきれいにするしかない。富栄養化で還元層が厚い」「アマモの植え付けについて:増えすぎたらコントロールできなくなる。水の流れを止め、ドロっぽくなってしまう。広島でやって、問題が表面化している」「カキの養殖による水質浄化について:浄化にはよいが、カキ棚の下はカキの糞で汚れているので、定期的に人が買い食べることが必要。博多湾の中の汚れが外に出ていかないと浄化できず有機物が多すぎるが、和白干潟では硫化水素は発生していない。」「底生動物と鳥の関係は:コメツキガニはホウロクシギなどのシャクシギの餌、ヨコエビはトウネンの餌」など答えていただき、フィールド学習に、和白干潟に向かいました。
干潟ではカニ類や貝類を採取。採取したマメコブシガニにはマメコブシヤドリエビと言う寄生動物が付着したためオスがメス化しているものを見せていただきました。
マメコブシガニ

卵を持っているタカノケフサイソガニも見ることができました。シオマネキは126種もいて1つの属に入りきれなくなって今後たくさんの属に分けられる、と言う話です。アシ原入口のアシハラガニ、干潟のコメツキガニ、沖のアサリなどを掘ったり捕まえたりしました。
アシハラガニ
カクベンケイガニ
アサリ
和白干潟で3
和白干潟で2
和白干潟で1
和白干潟で4

再び室内に戻り、先生の関係されている環境保護関係の委員会では熊本県が継続した取り組みをしているのに対し、1年きりで終る福岡県の環境保護の姿勢に大きな違いがあることなどを話されました。参加者の方からは、福岡市の今津干潟の環境保護についても報告書を作成したらそれきりで終わり、その後の取り組みをしようとしないことなど、問題点が報告されました。熊本県は生物多様性地域戦略を作って、取り組んでいるが、福岡県は作成して終わりとのことでした。「ラムサール条約登録地となった荒尾市も漁協や荒尾市が協力して実現している。反対者がいないようにならないといけない。和白は潜在リストにも入り、重要湿地にもリスト入りしているのでラムサール登録は可能だ」と励ましていただきました。
まとめ

最後に出席者からの感想を聞きました。
「福岡市にこういうところがあるのを知らなかった、逸見先生の解説を聞けて有意義だった。」 
「小さいころ和白に住んでいたので、大学生になって久しぶりに和白干潟に来て楽しかった」 
「春日市に住んで今津のカブトガニの保護活動をしているが、傍聴に行っても福岡市は関心がない。守る会はこうして熱心にやっていることに驚いた。カブトガニの調査は業者に委託され、イベント化している。九大の先生も関心が低く、小学校の先生が一人で放流までのカブトガニの生育の面倒を見ているが、限界になっている。伊万里高校は熱心だ。」 
「唐原川を散歩しているが、カニの種類を知って楽しみになった。カニを通して暮らしの課題があることを感じた。」などいろいろありました。

 最後にみんなで和白干潟を守っていく上で大変貴重なお話を聞き、また体験した講習会になったことを先生に感謝しました。
終了後、3名の方が守る会に入会されました。大変うれしい成果です。(E・I)

干潟で記念写真

以上

観察されたカニ:カクベンケイガニ、コメツキガニ、マメコブシガニ、タカノケフサイソガニ、アカテガニ、
        アシハラガニ
観察された貝:アサリ、オキシジミ、アラムシロ、ツボミガイ、ユウシオガイ、ホトトギスガイ、ウミ二ナ、ホソウミ二ナ、マガキ
観察された底生動物:ハゼの稚魚、ヨコエビ、ユビナガホンヤドカリ、イソコツブムシ(海のダンゴムシ)
観察された鳥:ミサゴ1、ヘラサギ2

※ 逸見先生など日本ベントス学会編「干潟の絶滅危惧動物図鑑~海岸ベントスのレッドデータブック」(東海
大学出版会発行:4800円+税)の紹介がありました。

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2016年 秋期シギ・チドリ調査報告/お疲れ様でした 

2016年 秋期シギ・チドリ調査報告      山本 廣子

●秋期シギ・チドリ調査3回目を行いましたので報告します。

調査のようす1
調査の様子2

今津では9/19(月)午後に3回目の調査を行いました。(全国一斉調査)
トウネン5羽、ソリハシシギ8羽、タシギ7羽、セイタカシギ5羽など、9種41羽がカウントされました。他にはチュウサギ3羽、ミサゴ1羽が観察されました。

博多湾東部では9/29(木)午後に3回目の調査を行いました。
ミヤコドリ1羽(初認)、トウネン4羽、アオアシシギ15羽など、5種30羽がカウントされました。他にはクロツラヘラサギ1羽、ミサゴ2羽が観察されました。
アオサギ

9/29の博多湾東部は、このところ雨が続いており多々良川河口では増水のために浅瀬が水没して、シギのいる場所が減ってしまいました。今日も小雨が降り続き調査しにくかったですが、調査ができて良かったです。鳥たちは全体に少なかったです。香椎海岸では、オゴノリが干潟一面に多く生えており、アオサは少なかったです。
香椎のオゴノリ

和白干潟ではアオサやアサミドリシオグサが出てきました。雁ノ巣海岸では両方が見られました。
雁ノ巣のアオサとアサミドリシオグサ

潮干狩りの人は少なく、和白に1名でした。多々良川ではウナギ捕りの人が1名いました。香椎海岸では沿岸にハギの花が咲いており、秋を感じました。
ハギの花

雁ノ巣の砂洲にいたミヤコドリ1羽の初認が嬉しいニュースでした。サギ類やウミネコは多く見られました。また冬鳥の淡水ガモ(マガモ、オナガガモ、ヒドリガモ、オカヨシガモなど)と海ガモ(スズガモ4羽)が飛来していました。淡水ガモは和白に100羽、雁ノ巣に50羽程を確認しました。

調査参加者は今津が2名、博多湾東部が6名でした。調査に参加された皆さん、お疲れ様でした。

以上

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2016年9月秋のビーチクリーンアップ参加の和白干潟のクリーン作戦と自然観察報告/参加の皆さま・有難うございました 

2016年9月秋のビーチクリーンアップ参加の和白干潟のクリーン作戦と自然観察報告
    
●日時:9/24 (土)15:00~17:00
●参加:28名:一般14名内(九産大5名、福岡女子大2名、筑紫女学院高校2名) 守る会14名
●回収ゴミ:82袋 可燃ゴミ:80袋(自然ゴミ:40袋、人工ゴミ:40袋)不燃ゴミ:2袋
●鳥:ミサゴ1、ダイサギ、コサギ、アオサギ、オナガガモ1、ヒドリガモ2
●植物:穂:アシ、ダンチク、ヒトモトススキ、ヤマアワ、キンエノコロ 
実:ナンキンハゼ、シャリンバイ、ネム、ハマゴウ、ネズミモチ、ハマボウ 
花:ハマサジ、シロバナサクラタデ、アキノミチヤナギ、ハマゴウ

 今和白干潟では、コメツキガニも活発で干潟一面砂団子が有ります。アシ原では、アシが穂を出し始め、越冬の為のカモ達が渡ってき始めました。朝・夕は100羽を超える数になっています。今年の渡りは少し早い様にも思います。
出だしたアシの穂
シロバナサクラタデ
シャリンバイの紅葉と実

クロツラヘラサギも5羽を確認しました。ミヤコドリも10月には来てくれることを願っています。これからは毎日、干潟を見るのが楽しみになってきます。サギ類も多くいますが、今のところアオサが少ないので、カモ達の餌が少ないのではと心配しています。また後背林の木々達も、少しずつ秋色になって来ています。海の広場には、台風16号で折れた大きなハリエンジュの枝が横たわっていました。
クリーン作戦では、国際ビーチクリーンアップ参加で、ゴミの調査が有りました。
ゴミの分別のようす

まず人工ゴミを1時間程集めました。主に学生さんに3名ずつのグループに分かれて、ゴミの仕分けをして貰いました。分別作業は大変だったと思います。残った人は人工ゴミの他にも、アシの上に漂着している草木類を取り除く作業をしました。唐原川河口右岸には、ペットボトルや空き缶、ビニール類が多量にアシの中に入り込んでいました。
クリーンの様子

何でこんなものが大量に有るのかと思います。一人一人がゴミを捨てなければ流れ着く事も無いのにと思います。毎回参加の椋木さんや、今回初めてや2回目の学生さんも多く、「余りのゴミの多さに驚いた。生きものやコメツキガニを観られて良かった」「また次回も参加したい」などの感想を頂きました。参加の皆さま・有難うございました。お疲れ様でした。(S・T)

以上

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会鳥 ミヤコドリ

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