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和白干潟をラムサールへ          The Save Wajiro Tidal Flat Association

和白干潟を守る会は、1988年4月に地元在住の切り絵画家・山本廣子( くすだひろこ )の呼びかけにより発足した自然保護団体です。 このブログは和白干潟を守る会の活動内容を発信するものです。

和白干潟を守る会のご案内

画像の中心(白い△印)をクリックするとビデオがご覧いただけます。

ご挨拶

 2012年4月より「和白干潟を守る会」の「活動報告」を主体にしたブログを開設しました。和白干潟を守る会のHP同様、よろしくお願いします。和白干潟の様子を見て和白干潟のすばらしさを感じていただければ、嬉しく思います。ごいっしょに保全活動をしませんか? 保全活動やHP・ブログの管理なども会員のボランティアで支えられています。 ボランティア活動の楽しさや喜びも感じていただけたら嬉しく思います。                   2013年4月  和白干潟を守る会 代表 山本廣子  

18期「和白干潟観察会ガイド講習会」 「アシ原付近にはどんな鳥が来るのだろう」/保全活動を続けたいと思いました 

18期「和白干潟観察会ガイド講習会」 「アシ原付近にはどんな鳥が来るのだろう」報告

とき:2015年12月20日(日)13:00~16:00
講師:田村 耕作 氏:日本野鳥の会会員
参加者:13名

自然観察指導員もされている田村さんの、室内とフイールドとさらに戻って室内でと3部に分かれての講習でした。
IMG_4867代表挨拶
IMG_4871田村講師

 まず室内で、安全対策として下見をする(危ないところはないか)・保険をかける等に気を付けるようにと話され、3枚の紙片を配られました。
IMG_4943 危険予知

 危険能力を試すために、現場・道順など思い出して考えて欲しいと。皆の関心がフイールドに行った気持ちになったところで紙片に書き出して並べました。道中の交通事故・踏切の事・草むらの虫ササレ・マムシ注意・アシハラでのノイバラに足元注意・犬のフン・アオサで地面の深さが分からず注意する等が出ました。又3枚の紙を貰い干潟と後背地とのわずかな高低差は植物の変化となって現れるからその断面図を書いて、そこに来ている鳥たちはどんな鳥か、何をしているかなどを見るように言われ、紙と鉛筆持参で歩き出しました。いつもより周囲に気を付けて歩きました。

 海の広場に着くと先ず干潟に居る鳥に目が行きます。振り返って見た後背林には、大きくなったクスの木が多く茂っています。植林された松は枯れたのも多くなったが長年にわたり鳥が運んでくれた実で雑多の木々が育っています。
アシ原で
海の広場で
IMG_4902山下・河上・山本・田村・坊薗・中嶋・今村
IMG_4904トビ
 
 林の鳥を見つけるには、木の上方・中程・草むらか、動くものに注意します。しかし同じ鳥でも時期によっては木の中に居たり、地面に居て虫をあさったりしているのも知らねばなりません。センダン・ナンキンハゼ・マサキ・クロガネモチ・タブノキ・シャリンバイ・ヌルデ。
IMG_4914クロガネモチ650

それに巻き付く蔓性の植物・グミの類・赤い実を付けているクコ・地面を這うノイバラ、それに地面を覆い尽くす草の種類も多く、メマツヨイグサ・セイタカアワダチソウ・ヨシの穂、これらの実を食べ種子をばら蒔いてくれる小鳥たち。おかげで多種多様の草が生えます。食糧となるものの種類が多いと、鳥の種類も多くなるように思いました。黒い実を沢山つけたシャリンバイの回りには幼木が沢山育っていました。近未来にシャリンバイの林が出来るでしょう。しかしハマウドの元気いっぱいの苗の多さを見ると、このままで良いのだろうかと言いたくなりますが、この実も鳥の餌になるのかな?青々とした葉っぱはキアゲハの食草だと思ったりして、いまのところ成り行きを見るだけの状態です。外来種のキミガヨランもキケンだから排除と言うだけではもう一つ説得力がありませんが、取り除くなら今のうちだと思いました。上だけ切り取っても脇から沢山の芽を吹き、大変なことになりますから。また室内に戻り、餌になるものと鳥の関係、隠れ場所、どんな鳥が来ていた・また来るか、との話がありました。

 鳥の話になると皆さんの目の前に次々と現れてくる鳥。その名前が出てきます。トビ・ハシボソカラス・ハシブトカラス・ウグイス・ヒヨドリ・ジョウビタキ・カワラヒワ・ツグミ・キジバト・ドバト・メジロ・ハクセキレイ・スズメ・ホオジロ・シロハラ・コゲラ。留鳥と言われる鳥も移動しているそうで、見分けがつかないだけの様です。以前は居なかったムクドリも近年は電線で列をつくるし、鳥の世界にも変化があります。今日はいませんでしたが、アオジ・モズ・シジュウカラ・オオジュリンも。今日の講習でアシ原での楽しみが増えました。植物や鳥や虫がつながっており、和白干潟へ恵みをもたらしている関係にあることを思いながら、保全活動を続けたいと思いました。(S・T)
記念写真

以上
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2015年12月和白干潟のクリーン作戦と自然観察報告/参加された皆様お疲れ様でした 

2015年12月和白干潟のクリーン作戦と自然観察報告
 
●日時:12/19(土)15:00~17:00
●参加者:32名、一般:九産大宗像ゼミ関係(学生3名教師1名、他校先生4名)他9名、守る会15名
●回収ゴミ合計260袋: 可燃ゴミ:259袋(人工ゴミ9袋・アオサ250袋)不燃ゴミ1袋
●粗大ゴミ:塩ビパイプ1個、約(直径20㎝、長さ3m)、角材2本、木の枝2本
●見られた鳥:ミヤコドリ14羽、クロツラヘラサギ4羽、ツクシガモ200羽、ダイシャクシギ1羽、オナガガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、ヨシガモ、オオバン、沖にはスズガモの群れ。山鳥:ヒヨドリ3羽、モズ、ジョウビタキ、ツグミ5羽、

 今和白干潟では、アシ原の中は次世代へとバトンタッチも出来て、オオジシバリ、ハマウドなどの小さな若芽が顔を出していました。アシ原入り口には、クコが赤い実を沢山実らせていてとても可愛く、後背林では、ネズミモチ、ナンキンハゼ、マサキ、シャリンバイ、アキグミ、ノイバラの実も色づき、まれにナワシログミが色づいたのも有ります。四季折々の変化に富んで何時見ても飽きが来ません。本当に自然豊かで、何時までもこのままの様子を保って行けたらと願っています。
 鳥たちも山の鳥、水辺の鳥と両方観ることが出来ます。又、後背林の中には紅葉するのも何種類か有り目を引きます。
クリーン作戦では、小さい子ども連れで家族で参加の方、毎回来てくださる椋木さん、九産大宗像先生関係で遠方から先生4名も初めて参加して下さり、バラエティーに富んでいました。
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 今回も流れ着いたアオサがそのままアシにかぶさって残っていました。広場前は港湾局関係業者の清掃が入っていましたが、アシ原や溝までは清掃がされていませんでした。アシの上では、表面は白く白化しており、下にはヘドロ化したのが多くあります。広範囲の為に、取っても取り残されてしまいます。おまけに人工ゴミのペットボトルやレジ袋類、菓子などの袋が多くいて、45ℓ袋が直ぐいっぱいになりました。アオサは乾いたのは軽く濡れたアオサは重くなり、ソリ、一輪車、リヤカーなどで回収しました。又溝のアオサ除去班、人工ゴミ集め、乾いたアオサ回収と、幾つかの斑に分かれて自主的に清掃しました。人数は多くありませんでしたが、思ったより多く回収することが出来ました。その後お茶を飲みながら歓談で感想や、野鳥観察もして貰いました。最後に記念写真を撮ってから解散しました。参加された皆様お疲れ様でした。(S・T)
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以上

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和白小学校4年生の和白干潟観察会」報告/温かい日差しと心地良い微風の中での観察会になりました 

和白小学校4年生の和白干潟観察会」報告
                                          
日時:2015年12月14日(月) 14:00~16:00
場所:和白干潟海の広場及びアシ原と干潟
天候:晴れのち曇りのち小雨  中潮 (満潮 11:52  干潮 17:14)
参加:和白小学校4年生(4クラス110名と先生5名)、守る会9名

 冬空の合間を縫って朝から快晴に恵まれた林の向こうから、子供達の元気な声が聞こえてきました。地元の和白小学校4年生です。今年6月に夏の和白干潟観察を体験しています。今回は渡り鳥の多い12月の観察会です。温かい日差しと心地良い微風の中での観察会になりました。今回の見どころは鳥の種類と数の多さです。山本代表が干潟の説明をし、紙しばいで今日観察できそうな鳥たちを中心に、アシ原の生き物や植物なども説明ました。子供たちはとても興味深く、全員よく話を聞いていました。
干潟の鳥などの説明

 さて、いよいよ8台の望遠鏡を使ってのバードウォッチングです。のどかな天候と、満ち潮につられて集まった多くの鳥達の中から、まず前方にいる6羽のクロツラヘラサギに照準を合わせます。
バードウオッチング
ミヤコドリとクロツラヘラサギ

 見えた、見えたと口々にヘラを振っている仕草を確認し、納得していました。次にミヤコドリの群れも観察。白くかわいいツクシガモは、数も一番多いようです。 遠く沖合に並ぶスズガモを確認後、マガモ、ハシビロガモ等今日は多種類の鳥が観察できました。
オナガガモやツクシガモ
オオバンとヒドリガモ

その後クラス毎に一列に並んでアシ原に向かいました。センダンの葉痕観察をし、アシ原に入って行きました。
センダンの葉痕観察

途中足元のノイバラなどに注意し、カニ等の生き物や、ハゼの紅葉、この時期めずらしいハマナデシコの花、クコの実などを観察しながら、砂洲にたどり着きました。
クコ

この頃に天候は急変、雨粒も多少落ちてきましたが、子供たちは6月に体験した広い干潟を思い出したのかどんどん沖の干潟に向かって進みました。カモの足跡や波の紋を観察、コメツキガニやウミニナを探していました。
干潟の観察
カモの足跡

引き返す途中には、全員持参したゴミ袋にいっぱいのゴミを拾いながら海の広場に集合しました。
ゴミ拾い

 最後のまとめと質問コーナーでは多くの子供達が次々に手を上げ、時間ぎりぎりまで熱心に質問をしていました。質問コーナーの後、山本代表から子どもたちに2月に予定の観察会のまとめの発表会のテーマについて話しました。守る会メンバーも発表会を楽しみにしていることを伝えました。 (H・M)

まとめ

以上
 
観察された鳥:クロツラヘラサギ(6)、ミヤコドリ(15)、ダイシャクシギ(1)、 ツクシガモ(200)、 オナガガモ、スズガモ、マガモ、ハシビロガモ、ヒドリガモ、ヨシガモ、オカヨシガモ    ダイサギ、コサギ、ツグミ、オオバン、ミサゴ、ハヤブサ、ハクセキレイ、アオジ    
観察された生き物:コメツキガニ、ウミニナ、アサリ、ホトトギスガイ、ホソウミニナ、アラムシロ、
         ユウシオガイ、マガキ、シロスジフジツボ、
観察された植物:実:シャリンバイ、マサキ、クコ、ノイバラ、アキグミ、テリハノイバラ、ナンキンハゼ
          センダン、ヌルデ
 花:ハマナデシコ  葉根:センダン  紅葉:ハゼ 
海藻:アオサ、オゴノリ

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定例探鳥会報告 和白海岸-和白4丁目海岸→海の広場→アシ原→砂洲- 

定例探鳥会報告 和白海岸-和白4丁目海岸→海の広場→アシ原→砂洲-

2015年12月13日(日) -雨のち曇り- 中潮(干潮 16:36 満潮 11:14)
[観察鳥種] 37種 [参加者数] 10名

 早朝から雨でしたが集合地の和白公園には10名集まりましたので、皆さんのご意見で探鳥会を決行することになりました。少し小降りの時に出発して海の広場方面に向かいました。街路樹のナンキンハゼやスズカケの実がたくさん生っています。
20151213ナンキンハゼ700

 和白4丁目海岸に降りると、海いっぱいにカモたちが広がっていました。唐の原方面にクロツラヘラサギやミヤコドリやツクシガモたちが見えます。
IMG_41820151213クロツラヘラサギ・ツクシガモ・ミヤコドリ・オナガガモ
IMG_4276ミヤコドリ800

 満潮前で海の広場までの海岸は歩いて行けませんでしたので、上の道路を回りました。
海の広場ではたくさんのツクシガモを良く観察できました。ツクシガモに紛れて同じような色合いのミヤコドリが目立ちません。ダイシャクシギやヨシガモやオオバンなどをじっくりと観察しました。
20151213海の広場

 沿岸にはアオサが積もっていて滑るので、気をつけながらアシ原に入りました。アシ原の中道からは干潟のカモたちが透けて見えます。オオジュリンが飛びだしたり、トビも木に止まっています。砂洲へ出ようとしたら、カモたちが次々と飛び立ち沖へ移動しました。ダイシャクシギとクロツラヘラサギが近くに残りました。
IMG_4258ダイシャクシギ800
クロツラヘラサギ(アシ原前砂州)5Z8F6733a12L
クロツラヘラサギ(アシ原前砂州)5Z8F6727a02L

沖ではホオジロガモやカンムリカイツブリもいます。
20151213カンムリカイツブリ・ホオジロガモ・ホシハジロ

雁ノ巣方面にはスズガモの大群が見られました。満潮時のためシギやチドリがあまり見られず残念でしたが、最後にミサゴの迫力ある泳ぎが見られました。大きなボラを捕まえたのですが重すぎて飛べません。仕方なく岸部まで泳いだのです。
IMG_4300ミサゴ
20151213ミサゴ獲物

 クロツラヘラサギ9羽が休む向こう側を、5分くらいかけて懸命に泳ぎました。ミサゴの泳ぐ姿は初めて見ました。砂浜で大きな生きのいいボラをつつき出すと、すぐにカラスがやってきました。ミサゴはチッチッチッチッチ・・・と鳴き、追い払おうとしますが、カラスは増えてきました。5~6羽になり、1羽がミサゴをつついていじめます。ミサゴの足のツメはボラに引っかかっていて、抜け無いようでした。クロツラヘラサギがすぐ近くにいるのに、皆さんはそっちのけでミサゴに釘づけでした。時間になったので鳥合わせを済ませてミサゴの方に向かうと、ミサゴの足のツメがボラから外れて飛んで行きました。ボラはまだ生きていましたが、目がくりぬかれていて無残でした。(山本 廣子)

以上

【参加者の感想】
・クロツラヘラサギが近くで見られて良かった。 
・ミヤコドリが見られた。     ・ミサゴが魚を持って泳いだのがすごかった。  
・カモたちを良く観察できた。   ・雨がやみ良かった。

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2015年冬期シギ・チドリ調査報告/調査に参加された皆さん、お疲れ様でした 

2015年冬期シギ・チドリ調査報告        山本 廣子

●冬期シギ・チドリ調査1回目を行いましたので報告します。

今津では12/6(日)午前中に1回目の調査を行いました。
シロチドリ30羽、タゲリ19羽、ハマシギ45羽、タシギ5羽など、8種112羽がカウントされました。他にはヘラサギ2羽、クロツラヘラサギ19羽、ツクシガモ2羽、ズグロカモメ9羽、ミサゴ8羽、カンムリカイツブリ5羽が観察されました。

博多湾東部では12/10(木)午後に1回目の調査を行いました。
ミヤコドリ13羽、シロチドリ110羽、ダイゼン6羽、ハマシギ264羽、ミユビシギ5羽など、8種410羽がカウントされました。他にはクロツラヘラサギ17羽、ツクシガモ150羽、ズグロカモメ1羽、ミサゴ1羽、カンムリカイツブリ29羽が観察されました。

12/6の博多湾東部は小雨が降り、海辺は風が強かったです。全体にアオサは少なくなっていました。アオサは水温が下がり、小さくちぎれています。名島海岸の砂浜はきれいに清掃した直後のようで、清掃車のわだちが残っていました。水際にアオサのちぎれたものがありましたので、砂浜にはアオサがあったのだろうと思いました。多々良川では川岸を移動して調査をしましたが、途中で雨がひどくなり濡れながらで寒かったです。しかしハマシギやアオアシシギやクロツラヘラサギに会えて報われたようでした。和白海域ではカモ類も含めて水鳥たちが多い時期のようです。ツクシガモも多く渡ってきました。

調査参加者は今津が3名、博多湾東部が6名でした。
調査に参加された皆さん、お疲れ様でした。
名島
香椎

以上

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《 『 第27回和白干潟まつり 』 開催報告 》 みんなで力をあわせて開催し、無事に終って何よりでした。皆様お疲れ様でした!!  

《 『 第27回和白干潟まつり 』 開催報告 》

■日 時 / 2015年11月22日(日)11:00~15: 15 うす曇り /若潮 満潮 6:27 干潮 12:26
■場 所 / 和白干潟・海の広場・アシ原一帯
■主 催 /● 和白干潟まつり実行委員会●和白干潟を守る会 ●グリーンコープ生協ふくおか福岡東支部
■協 賛 /●日本野鳥の会福岡●博多湾会議●(株)ファーストソリューション
■後 援 / 西日本新聞社・朝日新聞社・毎日新聞社・読売新聞西部本社・九州朝日放送
     RKB毎日放送・テレビ西日本・TVQ九州放送・FBS福岡放送・NHK福岡放送局

 第27回和白干潟まつりはほどよいお天気に恵まれて暖かく、多くの方々に参加していただき、大成功でした! 約450名の参加でした。
 お会いしたかった方たちのほとんどに会えて、嬉しかったです。暖かかったので、皆さん笑顔で楽しく参加してありました。開会では議員の方々の参加が多くて(嬉しい悲鳴!)、メッセージの時間が長かったですね。待ちきれない人もいたかな?しかし議員の全員がラムサール登録を言ってくださって、今後の希望を感じました。
 取材はテレビ局が2社と西日本新聞社がありました。TVQは夕方のニュースで放映され、西日本新聞には翌日の都市圏版に掲載されていました。
 暖かいということは、堆積アオサが腐り広場付近の沿岸はぬかるし、匂いがしていました。私たちの生活が干潟を痛めていることに目が向いたのではないかと思います。反省会や後片付けなど、最後まで力を合わせて頑張ることができました。皆で頑張った和白干潟まつりでした。お疲れ様でした。 (実行委員長:山本廣子)


 11時開会。森さんの司会で山本実行委員長が、「ラムサール条約登録をめざして」のテーマ通り、この和白干潟まつりをスタートに新たに市議会へ向けての請願署名活動を始めることを大々的にアピール。
開会式

 続いてグリーンコープ東支部委員長の挨拶があり、市長メッセージが高田さんによる代読、野田国義参院議員、綿貫市議、荒木市議、森市議の挨拶と、尾花市議のメッセージ代読がありました。何人もの議員が一堂に会して和白干潟のラムサール登録を応援すると意思表明したのは初めてで心強く感じました。

 11時20分から「バードウォッチング」開始。野鳥の会田村さん、成田さんが野鳥の紙芝居を使って、事前に解説されてから、望遠鏡7台を使っての観察開始。40~50人以上の観察者が、クロツラヘラサギ7羽、ミヤコドリ1羽、カモではスズガモとヒドリガモが多かった他、カンムリカイツブリなど干潟まつりでの過去最多の55種の鳥を見ることができ、歓声があがっていました。
バードウオッチング

 12時からは「干潟の生き物観察」、大人13人、子ども17人の参加で、藤井講師のわかりやすい説明で、貝類6種、カニ類5種を観察、時間を忘れるくらい楽しみました。
干潟の生き物観察

 12時40分からの「自然あそび」は、堀講師の指導で大人10人、子ども6人が参加し、ムクロジの皮でこするとマジックインクで書いた文字でさえ消すことができる、“たで食う虫も好きずき”のたでの味を食べて体験する、など植物の不思議な力、自然の面白さを体験できました。
自然あそび

 13時20分からの「植物観察」は野村講師の指導で20名が参加。今年は暖かい気候のためか花が終わり、もう実になっている植物が例年より多かったとのことです。
植物観察

 バザーは、出店・出展が昨年より増え、20店舗。おでん、ぜんざい、炊き込みご飯に豚汁、ウインナー、コーヒー、ケーキ、お菓子類、多種類のパン、生協の試食コーナー、安全な野菜やミカンなどの食べ物も盛りだくさんでした。会員さんの手作り鳥の巣箱も干潟まつりらしさを感じさせます。今年は原発問題関連の展示が力を入れていました。子どもが開くおもちゃフリマ、消しゴムはんこの実演販売など親子三代での出店は、27年の干潟まつりの歴史を感じさせました。
模擬店・バザー

 写真展、パネル展も立ち止まって見る人も多く、守る会の活動を広く知ってもらうことができました。
特に、最新の和白干潟に来る鳥の写真が好評でした。パネル展では、子どもたちの観察会の報告、西日本新聞に掲載された和白干潟の四季の記事など関心が高かったようです。
写真展
パネル展

 ステージは12時から14時まで、どのステージも子どもたちを含めて20~30名の観客がありました。まず「うたごえサロン」のコーラス。参加者を巻き込んで楽しい合唱となって、盛り上がりました。ウクレレの伴奏で11名が「花は咲く」など3曲を歌いました。
コーラス

 続いて「モジャッコ」。オカリナとギターの2人で「上を向いてあるこう」など6曲の演奏があった他、ウクレレも参加して「365日の紙飛行機」を演奏。
器楽演奏
 
 子ども劇場の「ミニシアター」では、見せるわらべ歌「おおさむこさむ」や手遊び「こおろぎころころ」などを2名で演じました。
ミニシアター

 続いて森文子さんが脳トレになる手遊びを紹介し、山本代表(くすだひろこ)の原作絵本から「干潟だいすき」の紙芝居を見せました。
紙芝居

 最後は「マジック1・2・3・4・5」のマジックショーで、5人の女性マジシャンが楽しいマジックを披露しました。山本代表オリジナルの“山川海のつながりマジック”は拍手喝さいでした。
マジックショー
 
 一言アピールは東区から玄海原発の廃炉を考える会、プルサーマル裁判の会、チェルノブイリ医療支援ネットワーク、新福岡空港ストップ連絡会、博多湾会議などの熱のこもったアピール、子ども劇場のイベント紹介など、日頃市民にはあまり入ってこない情報などもありました。
一言アピール

 14時30分からは「手をつないで」の時間。浜辺に参加者が集まり、山本代表の指揮で、“有江さん、森文子さんの幼児教育経験者が前で指導し、“手のひらを太陽に”の替え歌、“海の歌”の2曲を童心に帰って歌いまがら踊り、和白干潟への思いを表しました。
手をつないで

 14時40分からの干潟の掃除は35名が参加。散乱ゴミは少なく、広場から和白寄りのアオサを集め、そり10台で運搬してもらい、15袋集まりました。
干潟の掃除

 15時から閉会式。田浦さんによる力強い「ラムサール宣言」、山本実行委員長と、平坂生協支部長の挨拶で、来年もがんばろうと締めくくりました。
ラムサール宣言

 続いて出店者、イベント担当責任者で反省会を開き、良かった、楽しかったという感想が多く出され、目配り・気配り担当からも何事もなかった旨報告がありました。次年度に向けての検討課題や、次年度開催の確認もできました。
今年は天候に恵まれ、新聞、ミニコミ紙での掲載も効果があったのか、久々にたくさんの参加者があって、良かったと思います。駐車場は、グリーンコープの組合員は駐車できることなどのアピールで、満車になるほどで、駐車場係りは急遽草刈までして駐車面積を広げるなどの苦労がありました。車で来た若い家族連れも多かったようです。参加者が増えたおかげで、本日の収入はカンパ、売り上げも昨年を上回りました。

 今年の干潟まつりは、テントや机の確保で心配し、前日は草刈や草抜きの大変さがありましたが、矢部さんのおにぎりの差し入れが、力になりました。みんなで力をあわせて開催し、無事に終って何よりでした。皆様お疲れ様でした!! (E・I)

以上

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2015年11月和白干潟のクリーン作戦と自然観察報告/参加された皆様お疲れ様でした 

2015年11月和白干潟のクリーン作戦と自然観察報告  

●日時:11/28(土)15:00~17:00
●参加者:92名、一般参加73名の内訳、学生(九産大宗像ゼミ学生3名教師2名、城東高校生60名教師4名、福岡eco動物海洋専門学校生2名、他2名、守る会19名
●回収ゴミ745袋: 可燃ゴミ:743袋(人工ゴミ8袋・アオサ735袋)不燃ゴミ2袋
●粗大ゴミ:発泡スチロールケース1個、
●見られた鳥:ミヤコドリ10羽、ツクシガモ16羽、オナガガモ、ヒドリガモ、マガモ、ヨシガモ、オオバン、沖にはスズガモの群れ。

 今和白干潟では、ウラギクの花とアシの穂はフワフワの綿毛になり、もうすぐ風に乗り飛んで次の世代へとバトンタッチの準備をしています。アシ原の中道ではクコが赤い実を沢山実らせとても可愛く、後背林ではネズミモチ、ナンキンハゼ、マサキ、シャリンバイ、アキグミ、ノイバラの実も色づき、通る人の目を楽しませてくれます。ミヤコドリも17羽と最多を記録しました。カモ達も昨年よりも今年の方が多く感じられます。
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 クリーン作戦では、先日からの北西の風で大波に大潮が重なり、沿岸に大量のアオサが打ち寄せられていて驚きました。干潟まつり当日ではなくて幸いでした。沖から真新しい青々としたアオサが流されて来て、溝などの境目が分からない程覆い尽くされていました。
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 幸いなことに今回は、城東高校生、九産大生や専門学校生など多くの若人に参加して頂きました。約1時間で、今迄に無い大量のアオサを回収することが出来ました。
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4tトラック2台分は有るかと思われますが、最後の方ではヘドロになったのも運び、重くて上に積み上げることが出来ずに横に広がってしまいました。その後お茶を飲みながら歓談して、感想などもお聞きしました。野鳥観察もして、最後に記念写真を撮って解散しました。
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参加された皆様お疲れ様でした。有難うございました。(S・T)

以上

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精華女子短大2年生29名と先生1名の和白干潟観察会報告/私たちも改めて学生に環境教育をすることの意義を感じることができました 

精華女子短大2年生29名と先生1名の和白干潟観察会報告

日時:2015年11月29日(日)10:00~12:00 天候:曇り
場所:和白干潟沿岸とアシ原 
参加者:精華女子短大2年生(幼児保育科)29名と先生1名 守る会:ガイド3名

 昨年の精華女子短大の観察会は大雨に見舞われたのですが、今回は曇り空ながら暖かな天気でなによりでした。10時に学生たちが事務所にやってくる前に、山本さん以外の3人は前日の干潟のアオサ堆積状況から干潟に入れないことを想定して、ウミ二ナをあらかじめ拾い集め浄化実験の用意をしましたが、なかなかウミ二ナは見つからず、ヤドカリとホトトギスガイが多く、手間取りました。
 事務所では、山本さんが海の生き物手袋を使って挨拶し、紙芝居を使って和白干潟の位置、生態系における干潟の重要性など説明しました。
1室内講習
 
 その後干潟に移動し、野鳥観察。ミヤコドリ16羽、クロツラヘラサギ6羽、ツクシガモ12羽、カワウ100羽など冬鳥のスターがずらりとそろい、カモ類も多数で見応えのあるバードウォッチングとなりました。
3バードウオッチング

 先日の嵐でアオサが大量に沿岸にうちあげていたこと、また満潮に近く干潟に入れませんでしたが、アシ原を通り砂洲に出て、沿岸の砂浜を歩くことができました。
2干潟で
5砂洲に出て観察

 長靴が必要という注意もなかったため、ぬかるんだアシ原ではノイバラのトゲに引っかかって歩きにくく、けがをした学生もいました。みんな運動靴を汚しながら、わあわあと賑やかな娘さんたちでした。アシ原ではクコの赤い実を食べたり、「トトロの森のようだ」との感想もありました。
4アシ原散策

 砂浜でカモの足跡や緑の糞を見つけるなどの自然体験ができました。ウミ二ナの浄化実験も短時間でしたが成功し、感心していました。

 事務所に戻って、2階のギャラリーを見学。山本さんの数々のきり絵を前に、感動した様子でした。その場で先生の指導で、全員が今日の観察会の感想を述べました。「鳥がたくさんいて、アオサの上を歩いて干潟を満喫した。珍しい鳥がたくさんいて望遠鏡で大きく見たり、ミヤコドリやカモの生態を詳しく聞き、理解することができた。本日学んだことを働き出して子どもたちに教え、一緒にまた学びたいと思った」「はじめは鳥に関心はなかったが、身近に見ると可愛いと思った」「貝の浄化力など感動した」などたくさんの学生が和白干潟で体験できたことを喜んでいました。先生からも和白干潟を今日まで守っていることへの感謝のお言葉もいただきました。
6ギャラリーでお話し

 最後に、香椎保育所の園児が描いた干潟の絵のパネルを見せると、「すごい!感動した!」と強い印象を受けたようでした。これから子どもたちを感性豊かに育てることのできる保育のプロになってほしいと思いました。私たちも改めて、学生に環境教育をすることの意義を感じることができました。( I・E)

以上

観察できた鳥:ミヤコドリ16、クロツラヘラサギ6、カワウ100、オナガガモ、ヒドリガモ、マガ
モ、ツクシガモ12、オカヨシガモ、ヨシガモ、ハシビロガモ、スズガモ、カンムリカイツブリ4、オオバン、ダイサギ、コサギ、アオサギ、ミサゴ、ハクセキレイ、イソシギ
生きもの:オキシジミ、ホトトギスガイ、ウミ二ナ、ホソウミ二ナ、アラムシロガイ、ヤドカリ
植物:ツルナ、イソホウキギ、ウラギクの綿毛、アシの綿毛
実:クコ、ノイバラ、マガキ、シャリンバイ、センダン
葉痕:センダン 海そう:オゴノリ、アオサ  紅葉:ハゼ、ナンキンハゼ、サクラ

category: 活動紹介

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会鳥 ミヤコドリ

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