10«1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.»12

和白干潟をラムサールへ          The Save Wajiro Tidal Flat Association

和白干潟を守る会は、1988年4月に地元在住の切り絵画家・山本廣子( くすだひろこ )の呼びかけにより発足した自然保護団体です。 このブログは和白干潟を守る会の活動内容を発信するものです。

和白干潟を守る会のご案内

画像の中心(白い△印)をクリックするとビデオがご覧いただけます。

ご挨拶

 2012年4月より「和白干潟を守る会」の「活動報告」を主体にしたブログを開設しました。和白干潟を守る会のHP同様、よろしくお願いします。和白干潟の様子を見て和白干潟のすばらしさを感じていただければ、嬉しく思います。ごいっしょに保全活動をしませんか? 保全活動やHP・ブログの管理なども会員のボランティアで支えられています。 ボランティア活動の楽しさや喜びも感じていただけたら嬉しく思います。                   2013年4月  和白干潟を守る会 代表 山本廣子  

西戸崎小学校5年生の和白干潟観察会報告/水遊びやカニ採り、貝掘りなどの楽しい遊びを体験したという感じでした 

西戸崎小学校5年生の和白干潟観察会報告
 
日時:2015年11月24日(火)12:30~14:30  天候:曇り 場所:和白干潟
参加者:西戸崎小5年生65名と先生4名(1名は校長)
守る会5名

 前夜から明け方まで雨が降りましたが、観察会の時には雨が降らず、風も強くなかったです。しかし暖かい日が続いた後で、少し肌寒く感じました。お弁当を広場で食べるということだったので、早めに来て見ると、砂浜から広場に続く草の中にカモたちの糞がいたるところにあり、スコップで穴を掘り埋めるのに時間がかかりました。その間、広場前ではオオバンの32羽の群れが干潟の上をよちよちと歩きながら餌を食べていましたが、こどもたちが来たらアシ原に移動していきました。
 子どもたちのお弁当が終ってから観察会開始。先生は、学校で子どもたち一人一人が「課題」を決めて干潟にやってきたので、しっかり観察していくよう指導されていました。山之内さんが、紙芝居で干潟のこと、鳥やカニの話をしましたが、食後で遊びたい気分の子どもたちはなかなか集中して聞いてくれませんでした。
DSC_4476.jpg

 野鳥観察では、望遠鏡を準備しているときには、クロツラヘラサギが6羽いましたが、開始の時には飛び立っていたのが残念でした。クロツラヘラサギ1羽はいたので、それをまず観て、ミサゴやカモ類を観察しました。
DSC_4480.jpg

 続いてヘドロに足をとられながらアシ原に向かい、アシハラガ二を捕まえ観察しました。上手に捕まえる子もいましたが、大半は怖がっていました。この時、たった1羽残っていたオオバンがあわてて歩いて逃げていくのを子どもたちも楽しそうに眺めていました。
DSC_4487.jpg

 干潟を歩き、アサリやウミ二ナを採って浄化実験容器に入れるよう指導しましたが、ガイドがアサリを掘る地点に行き着くまでに半分くらいの子どもや先生が別行動をとってしまい、全員が体験できなかったのは残念でした。続いてコメツキガニを見つけに干潟を歩き、スコップで掘ることを教えようとしましたが、持ってくるはずのスコップを持参してなかったため、手で掘ってコメツキガニを探し見つけて手のひらに載せ、大はしゃぎでした。
DSC_4488.jpg
DSC_4512.jpg

 まとめでは、採ったアシハラガニやコメツキガニ、ケフサイソガニ、貝類などを見せましたが、カニの中で小さく黄色い甲羅に黒い2つの点のような模様のカニの名前がわかりませんでした。写真を撮って私たちの宿題となりました。貝の浄化実験ではアサリはすぐ透明になり、ウミ二ナは数が少なかったのでアサリより少し劣りましたが、すごいねと声が上がっていました。
DSC_4531.jpg

 子どもたちからは、「絶滅危惧種はどれくらいいるか」「人工島ができてどう変ったか」「干潟にいる鳥は他の鳥とどう違うのか」など質問が出されました。感想は「濡れたけど、カニ採りが面白かった」「カニや鳥が色々見れて楽しかった」など、水遊びやカニ採り、貝掘りなどの楽しい遊びを体験したという感じでした。長靴をはいていない子どもも多かったのですが、替えの靴のない子は1人だけでした。
 ガイドの反省会では、打ち合わせの際に、スコップや長靴など持参するものの確認と、それが必要なわけなどの念押しが必要であること、ガイドは少人数が対象でもマイクをつければリードしやすいと意見が出ました。(E・I)

以上

観察された鳥:クロツラヘラサギ、ダイシャクシギ、ミサゴ、マガモ、オナガガモ、ヒドリガモ、カルガ
モ、トビ、ハシボソガラス、ハシビロガモ、スズガモ、オオバン、カンムリカイツブリ、アオサギ、ダイサギ、小サギ、ハクセキレイ、ウグイス、
観察された生き物:アシハラガ二、コメツキガニ、ケフサイソガニ、不明ガニ、アサリ、オキシジミ、
ソトオリガイ、ホトトギスガイ、ユウシオガイ、マガキ、アラムシロガイ、ウミ二ナ、ホ 
ソウミニナ、ハマトビムシ、イトゴカイ       
観察された海そう:アオサ
スポンサーサイト

category: 活動紹介

cm 0   tb 0   page top

定例探鳥会報告 和白海岸-和白4丁目海岸→海の広場→アシ原→砂洲-/今日は埼玉県からの参加者や、途中に長崎県と大阪の観察者にも出会いました 

定例探鳥会報告 和白海岸-和白4丁目海岸→海の広場→アシ原→砂洲-

2015年11月8日(日) -晴れのち曇り- 中潮(干潮 13:36 満潮 7:50)
[観察鳥種] 47種 [参加者数] 13名 

 天気予報では一日中雨でしたが、晴れて暑くなりました。海の広場方面に向かいました。和白4丁目海岸に降りると、海は満ちており、砂洲付近にクロツラヘラサギや淡水ガモたちが休んでるのが見えました。
探鳥会のようす
クロツラヘラサギとカワウ

鉄塔のミサゴや沖の海ガモも見ました。
ミサゴ

淡水ガモは増えて1000羽以上が見られます。種類も数も増えてきて嬉しいです。潮は引きかけでしたので、海岸を歩いて海の広場へ向かいました。途中の溝もどうにか渡れました。気温が高くて、干潟沿岸に堆積したアオサが腐っています。潮が引き出すと腐ったアオサが出てきて、臭いました。アオサは踏むと滑るので、注意して歩きました。

海の広場から砂洲を見ましたら、カワウが500羽以上やってきて黒い壁を作って休んでいました。カワウと並ぶとカモが小さく見えます。黒いカワウに白いクロツラヘラサギが目立ちました。
カワウ

砂洲の手前側では黒いオオバンが20羽くらい、アオサを食べながら近寄ってきます。紅葉したハゼやナンキンハゼなどを見ながら、アシ原の中道を歩きました。
ナンキンハゼ

アシ原ではオオジュリンが飛びだしたりして、冬鳥の渡来を知らせます。木のてっぺんで高鳴きをするモズも観察されました。砂洲へ出ようとしたら、気配を感じたカモたちが次々と飛び立ち、沖へ移動しました。次はカワウの群れで、迫力がありました。一緒にクロツラヘラサギも飛びましたが、少し海側に移動しただけでした。

沖の海ガモに混じって、カンムリカイツブリやウミアイサも観察できました。海水が引くのを待っていましたら、チョーチョーとアオアシシギの声がします。
アオアシシギ

トウネンやシロチドリも見られました。30羽くらいのハマシギたちもやってきて、あちこちと移動しながら100羽以上に増えていきました。
ハマシギ

17羽に増えたというミヤコドリを見たかったけれど、12時を過ぎたので鳥合わせをして解散しました。解散後に3羽のミヤコドリが見られたそうです。今日は埼玉県からの参加者や、途中に長崎県と大阪の観察者にも出会いました。(山本 廣子)

以上

【参加者の感想】
・晴れて鳥たちが輝いて見えた。  ・クロツラヘラサギに会えて良かった。 
・カワウの群れがすごい。     ・ハマシギやトウネン、アオアシシギが良かった。  
・ヨシガモを良く観察できた。

category: 活動紹介

cm 0   tb 0   page top

ウォールレスジャパンの和白干潟観察会 報告/アオサの掃除を皆良く頑張りました 

ウォールレスジャパンの和白干潟観察会 報告
                                                     
日時:2015年11月7日 (土)11:40~14:00 曇り、若潮 満潮:7:06 干潮:12:58 
参加人数:子ども25名、引率者9名
守る会ガイド:3名
回収したアオサやゴミ:約40袋

 11:00前から海の広場に到着した子供たちは、市道のゴミ集積場所に移動してお弁当を食べてから、海の広場に集合して観察会に移りました。始めに、山本さんが生き物の手袋を使い挨拶をして、守る会ガイドが自己紹介をしました。和白干潟の話では、子供のころは和白子ども海水浴場であり毎日泳いだこと、沢山の人たちが潮干狩りに来ていたこと、大人になり干潟が埋められる計画を知り、埋立てないで欲しいと市に要請したことで、埋立てられなかったことなどを話しました。皆さんも守りたいことや、してほしくない事など、自分の考えを声に出して行動に移してみると、叶うことが有るかもしれません、皆さんが大人になっても和白干潟を守る人になってほしいと話しました。次に紙芝居を使って、外海と内海の違いや、渡り鳥のルートになっていることなど、鳥や生きものを詳しく説明しました。
和白干潟のお話し

 バードウォッチングでは、望遠鏡でクロツラヘラサギ、ハマシギ、サギ類、マガモ、ヒドリガモなどを見て貰いました。
野鳥観察
クロツラヘラサギ
ハマシギ

 熱心に見入る子もいましたが、早く干潟に出たくて砂浜の穴を掘る子もいました。次にアシハラガニを採りに行きましたが、カニは人気が有ります。アシハラガニはたくさん採れました。次は干潟に移動してコメツキガニを掘りしましたが、中にはコメツキガニも手では持てない子もいました。アサリの採り方を教えて、浄化実験のボトルに入れて貰いました。ウミニナもボトルに入れてもらいました。小さいアサリが沢山いて、浄化実験のボトルは直ぐにいっぱいになりました。
生きもの観察
生きものを見せる

 まとめでは、カニや貝を順番に見て貰いました。別々に各自が参加しているためか、説明に大分時間が掛かりましたが、熱心にカニや貝などを見ていました。採ったアサリを持ち帰りたいと言う子がいて、皆に聞きましたが、和白干潟での観察会が終わると海ノ中道海浜公園のキャンプ場で一泊するために、持ち帰ることをあきらめました。最後にアシ原の上に堆積して白くなったアオサをソリに乗せて、運びました。アオサの掃除を皆良く頑張りました。 (S・T)

アオサ清掃

以上

野鳥:ミヤコドリ3羽、クロツラヘラサギ10羽、ハマシギ200羽、シロチドリ30羽、ミユビシギ2羽、トウネン10羽、ミサゴ2羽、トビ、ヒドリガモ、オナガガモ、コガモ、ヨシガモ、スズガモ、カンムリカイツブリ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、オオバン、カワウ
生きもの:アサリ、オキシジミ、ユウシオガイ、ホトトギスガイ、ウミニナ、ホソウミニナ、アラムシロガイ、ツボミガイ、マガキ、コメツキガニ、アシハラガニ、マメコブシガニ、ヤドカリ
海そう:アオサ
植物: 花:オオジシバリ  紅葉:ハゼ

category: 活動紹介

cm 0   tb 0   page top

福岡県立柏陵高等学校の和白干潟観察会 報告/一段と雨も激しくなった中を、環境に関心のある生徒だけに文句も言わずにがんばりました 

福岡県立柏陵高等学校の和白干潟観察会 報告
                                                     
日時:2015年10月27日 (火)13:00~15:30、 雨、大潮・満潮:9:24 干潮・15:11
福岡県立柏陵高校環境化学科コース1年生の和白研修 (生物探究校外実習)40名と先生4名 
守る会ガイド:5名

 生徒たちの目的は、博多湾東部の和白干潟には多くの底生動物が生息し、世界的貴重な水鳥が飛来する場所であり、人と自然との関わりについて学習し、環境問題の意識を高めるために実施されました。
 12:50に予定時間より30分早く海の広場に到着した高校生たちは、お揃いの雨用合羽上下を着て雨に備え準備をして来ました。守る会も打ち合わせを急ぎ、小雨のうちにと13:00より観察会を始めました。最初に生徒代表の挨拶が有り、山本さんは生きものの手袋を使って挨拶した後で、子供のころの和白干潟のことや、干潟を埋めないでほしいと市に要望書を出した後、干潟は埋立てない代わりに沖に人工島が出来たことや、自分達が住んでいる近くにこんなすばらしい所が有ることを誇りに思い、大人になっても守ってほしいと話しました。
挨拶

守る会ガイドの自己紹介を済ませて、紙芝居を使いながらカニや、鳥などの紹介をしました。
バードウォッチングでは、クロツラヘラサギ、オオソリハシシギ、オオバン、カワウ、カモを幾種類か見て貰いましたが、さすがに高校生なので望遠鏡を低くしなくてもよかったこと、熱心に観てくれた子も多くいました。
バードウオッチング
オオバンとハマシギ

クロツラヘラサギを見て「可愛い、すごい」と言った子もいました。その後アシ原の方に行きアシハラガニを探しに行きましたが、カニは高校生にも人気が有るようで、必死で追っかけて何匹も捕まえることが出来ました。
アシハラガニを捕まえた

その後沖の方に移りアサリやウミニナの浄化実験用のボトルに、採った二枚貝、ウミニナを入れて貰いました。
干潟の生きものさがし
干潟の生きものを確認

雨も激しくなりましたが、何時ものようにまとめの時に皆で採った、カニ、貝、海そう、植物の実を見て貰いました。浄化実験用のボトルは約1時間でしたが大成功で、透きとおった水を見て貝やウミニナの浄化能力にみんな凄いと感心していました。
浄化実験

最後に、広場に帰りながらそれぞれがソリ一杯にアオサを載せて、一部アオサでヘドロになり硫黄のような臭いがする中を一生懸命に運んでくれました。一段と雨も激しくなった中を、環境に関心のある生徒だけに文句も言わずにがんばりました。
アオサ掃除
終わりの挨拶

おかげさまでゴミ袋約30個分位の回収でした。 (S・T)

以上

観察された鳥:クロツラヘラサギ3羽、ハマシギ110羽、オオソリハシシギ2羽、ダイシャクシギ2羽、シロチドリ20羽、ミサゴ1羽、オオバン50羽、トビ3羽、マガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、カルガモ、スズガモ、ウグイス、ヒヨドリ、
観察された生物:アサリ、オキシジミ、ソトオリガイ、ウミニナ、ホソウミニナ、マガキ、ユウシオガイ、アラアムシロガイ、ヤドカリ、クルマエビ、アシハラガニ、コメツキガニ、マメコブシガニ、オサガニ、ハマガニ、ケフサイソガニ、クロベンケイガニ、イトゴカイ、ハマトビムシ
観察された植物:ハママツナ、実:センダン、シャリンバイ、クコ、ノイバラ、テリハノイバラ、 花:ウラギク、クコ、海そう:アオサ、オゴノリ

category: 活動紹介

cm 0   tb 0   page top

秋の和白干潟の自然さがし「アシ原や干潟の宝物をさがそう!」/たくさんの鳥や秋の豊かな実りに出会えた楽しいひとときでした 

秋の和白干潟の自然さがし「アシ原や干潟の宝物をさがそう!」報告           

日 時:2015年10月27日(火) 10:00~12:00 大潮 満潮9:24 干潮15:11
参加者:13名 守る会12名

 春、夏に引き続き、3回目の自然さがしを実施しました。天気予報では曇りのち雨で、テントを建てて準備をしている時小雨がぱらついていましたが、あとは何とか雨が降らずに最後まで持ちました。始める時、参加者は守る会のメンバーだけだったので、早速望遠鏡で鳥を見ました。
バードウオッチング

大潮の満潮時で潮高が高く、アシ原の中まで海水が入って来ていました。アシ原のすぐそばの砂洲にクロツラヘラサギが16羽いました。いつもは遠くにいるのを見ていますが、今回はとても近くで見ることができました。
満潮の海を見る
クロツラヘラサギとカモたち

アシ原に向かって進むと、海水の中にきれいなウラギクが咲いていました。シオクグもありました。
アシ原観察
ウラギク

海水の中を渡りアシ原の奥にいくと、ジャスミン系の匂いのするナワシログミの白い花が咲いていました。センダンの実もありました。足元には大きいクロベンケイガニやアシハガ二が歩いていました。
ハマガニ、クロベンケイガニ、アシハラガニ

キンエノコロがあり、「エノコロ」とは仔犬のことだということを案内リーダーに教えてもらいました。アシ原でジュズダマを初めて見つけました。赤いきれいなクコの実がいっぱいなっているのに感激しました。口に含んで見ると甘苦い味がしました。
ジュズダマ

可憐なクコの花も見ました。
クコの実

アシ原を進むとハマウドの新芽、オオジシバリ、ヌルデ、ノイバラ、ハマヒルガオ、ハマエンドウ、枯れて種をつけているハマナデシコと次々出てきます。
ノイバラの実

足元には水がありハマガニ、クロベンケイガニに会いました。クスノキ、シロバナサクラタデ、ナンキンハゼ、クサヨシ、ヤマハゼ、ネズミモチ、ハマウド、センニンソウ・・・といっぱいの宝物です。
ナンキンハゼ

ハマゴウは紅葉していて実がなっていました。ハマゴウの実は香り付けに屠蘇に入れたり、枕に入れたりするそうです。アシ原から海側に出る手前のところは水深が深く、やっと歩けるぐらいだったので、「わー、溺れそう」という声も上がりました。
アシ原から出ると、足元にはアオサが白化してアシに覆いかぶさり堆積していました。海の方を見ると間近にオオバンがいました。ヒドリガモは群れをなしていました。一列になって静かに沖の方に蛇行しながら進んでいく様子は優雅でした。望遠鏡で唐の原川左岸を見ると紅葉したハママツナのそばにカモがたくさんいるのが見えました。牧の鼻のハマボウも少し紅葉していました。岩の上にはカワウ、石の島にはアオサギ、ダイサギがいました。スズガモもたくさんいて、なかなか見ごたえのあるバードウォッチングでした。
11時からアシ原の干潟側を海の広場の方へ戻って行くと、コサギ、ダイサギ、トビ、カルガモが遠くに見えました。アシ原にあるハマボウも紅葉し、実は枯れて茶色になって、中に小さい種が入っていました。少し離れた水の中にいた19羽のクロツラヘラサギがそろりそろりと歩いて私たちから逃げる様なしぐさで遠ざかって行きました。アシ原から勢いよく水が流れ出ていました。カモ、ダイサギ、コサギの足跡が砂地に残っていました。ハマシギの足跡は小さくて、まるで消しゴムハンコを押したようでかわいらしかったです。
11時20分、海の広場に戻りました。広場の周辺を見て行くと、イソホウキギ、センダン、根元から倒れたナンキンハゼがあり、倉庫の横にはダンチクが茂っています。シナサワグルミ、シロバナサクラタデなども見ました。「急にいっぱいの名前は覚えきれないわね」と言いながら歩きました。
11時40分に集合して、全員でチェックリストで自然さがしで見たものをチェックしました。チェックリストで見てみると鳥の種類の多さや多くの植物が実をつけていることを確認できました。バケツの中で一番大きい
ハマガニがアシハラガニを威嚇している様子は格好よかったです。一方、アシハラガニはハマガニに怯えているようでした。私たちは表情豊かなカニたちに感心するばかりでした。観察会で子どもたちにも見せたいカニの姿でした。
 
 参加者からは「干潟上のアオサが腐り海水が白濁して、臭いがすごかった」「クロツラヘラサギがかわいらしかった」「クロツラヘラサギをたくさん見れた」「満潮の時アシ原に海水が入っているが、それでも草木が生きている」「アシ原から水がすごい勢いで流れていたので、びっくりした」などの感想が聞かれました。「雨にも、風にも、大潮にもめげずに自然さがしができました」という今村さんの挨拶で無事閉会しました。
暑くて汗がたくさん出た夏の自然さがし(7月28日)から約4カ月経つと、干潟の様子はすっかり変わっていました。たくさんの鳥や秋の豊かな実りに出会えた楽しいひとときでした。冬の干潟はどうなっているでしょうか。次回の冬の自然さがしを楽しみにしています。 (K・A)

以上

●観察された鳥 27種類
カワウ(6)・ダイサギ(5)・コサギ(2)・アオサギ(6)・クロツラヘラサギ(19)・マガモ・カルガモ・コガモ(4)・ヨシガモ(10)・オカヨシガモ(5)・ヒドリガモ(500)・オナガガモ・ハシビロガモ・
ホシハジロ・スズガモ(650)・ミサゴ(3)・トビ(3)・ハヤブサ(1)・オオバン(50)・
ハマシギ(30)・イソシギ(2)・ウミネコ(30)・モズ(2)ハクセキレイ・ハシボソガラス・ハシブトガラス・ジョウビタキ

※大潮の満潮時のため、干潟には出られませんでした
●観察されたカニ類など 4種類
アシハラガニ・アカテガニ・クロベンケイガニ・ハマガニ
●観察された貝類 2種類
ウミニナ・ホソウミニナ
●観察された魚類  1種類
 ボラ

●観察された植物 45種類
アキグミ・アキニレ(実)・クコ(花・実)・クスノキ・クロマツ・シナサワグルミ・シャリンバイ(実)・
センダン(実)・ツルウメモドキ・テリハノイバラ(実)・トベラ(実)・ナワシログミ(花)・ナンキンハゼ(実)・ヌルデ(実)・ネズミモチ(実)・ノイバラ(実)・ハマゴウ(実)・ハマボウ(実)・ハリエンジュ・マサキ(実)・ヤマハゼ(紅葉)・ヤマフジ・スイカズラ・センニンソウ(実)・イソホウキギ(実)・ウラギク(花)・
オオジシバリ・シオクグ・シロバナサクラタデ(花)・ダンチク(穂)・ツルナ・ハマウド・ハマエンドウ・
ハマサジ(実)・ハマナデシコ(花・実)・ハマニンニク・ハマヒルガオ・ハママツナ(実・紅葉)・
ヒトモトススキ・ホコガタアカザ(実)・ホソバノハマアカザ(実)・クサヨシ(穂)・アシ(穂)・
ジュズダマ(実)・キンエノコロ(穂)
●観察された海そう類 1種類
アオサ

category: 活動紹介

cm 0   tb 1   page top

会鳥 ミヤコドリ

活動のご案内

和白干潟 自然のアルバム

キヤノンクリック募金にご協力ください!

リンク