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和白干潟をラムサールへ          The Save Wajiro Tidal Flat Association

和白干潟を守る会は、1988年4月に地元在住の切り絵画家・山本廣子( くすだひろこ )の呼びかけにより発足した自然保護団体です。 このブログは和白干潟を守る会の活動内容を発信するものです。

和白干潟を守る会のご案内

画像の中心(白い△印)をクリックするとビデオがご覧いただけます。

ご挨拶

 2012年4月より「和白干潟を守る会」の「活動報告」を主体にしたブログを開設しました。和白干潟を守る会のHP同様、よろしくお願いします。和白干潟の様子を見て和白干潟のすばらしさを感じていただければ、嬉しく思います。ごいっしょに保全活動をしませんか? 保全活動やHP・ブログの管理なども会員のボランティアで支えられています。 ボランティア活動の楽しさや喜びも感じていただけたら嬉しく思います。 2019年1月 和白干潟を守る会 代表 山本廣子  

2015年 秋期シギ・チドリ調査報告/調査に参加された皆さん、お疲れ様でした 

2015年 秋期シギ・チドリ調査報告        山本 廣子

●秋期シギ・チドリ調査2回目(全国一斉調査)を行いましたので報告します。

今津では9/6(日)午前中に2回目の調査を行いました。
トウネン12羽、タカブシギ15羽、ソリハシシギ8羽など、10種58羽がカウントされました。他にはクロツラヘラサギ1羽が観察されました。

博多湾東部では9/13(日)午後に2回目の調査を行いました。
アオアシシギ14羽、キアシシギ17羽、ホウロクシギ3羽など、6種43羽がカウントされました。他にはミサゴ3羽が観察されました。

9/6の博多湾東部は良く晴れていました。潮干狩りの人は少なく、博多湾東部全体で21名でした。和白海域全体でアオサが多くなり、干潟にたくさん堆積していました。
P9130008_R.jpg

全体にシギ・チドリたちは少なかったです。カワウやサギは多く見られました。

調査参加者は今津が2名、博多湾東部が8名でした。調査に参加された皆さん、お疲れ様でした。
調査の様子1
調査の様子2

以上
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category: 活動紹介

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定例探鳥会報告 和白海岸-和白川河口→塩浜堤防→五丁川河口→奈多入口-/参加いただいた皆さま、お疲れ様でした 

定例探鳥会報告 和白海岸

-和白川河口→塩浜堤防→五丁川河口→奈多入口-
2015年9月13日(日) -晴れ- 大潮(干潮 15:45 満潮 9:42)
[観察鳥種] 24種 [参加者数] 17名

このところ雨が多い天候が続きましたが、今日は晴天です。気温は少し下がり、秋の気配が感じられます。セミの声に代わってコオロギなどの虫の声が聞こえます。和白川方面に向かいました。通り道の家の庭の大きな木に大きなザクロの実がたわわに生っています。トンボはウスバキトンボに代わってシオカラトンボが飛び回っています。今日は大潮の満潮時で海水もクリークの水もいっぱいでした。
シオカラトンボ

近くの鉄塔にはミサゴが休みに来ました。
探鳥会のようす
ミサゴ

遠くの唐原川河口付近にはホウロクシギ、牧の鼻付近にはウミネコの一群が浮かんでおり、岩の上や護岸にはサギの仲間やカワウが休んでいました。
カワウとコサギ

堤防の道端にはアレチヌスビトハギやメドハギ、クズなどの秋の花が咲いています。
アレチヌスビトハギ

ススキやセイバンモロコシ、キンエノコロなどの穂もついています。トベラやスダジイの実も生って、実りの秋ですね。
ススキ
セイバンモロコシの穂
トベラの実
スダジイの実

しかし、生垣の中にスズメバチの巣ができており、八チが飛び回っていました。「スズメバチに注意!」の張り紙もしてあり、注意して通りました。危険なので、区役所に駆除をお願いしようと思います。
スズメバチと巣

五丁川河口では木の上でに黒目が真ん丸のコサメビタキが止まり、望遠鏡でも見ることができました。
コサメビタキ

電線に止まったツバメの幼鳥が、色もきれいでとても可愛かったです。
ツバメ

川の中にはカイツブリの幼鳥が1羽泳いでいました。人を恐れない様子で、近くで観察できました。
カイツブリ幼鳥

奈多の護岸には、カワウとサギの仲間が休んでおり、イソシギが動き回っています。奈多のクリークの柵の上にキアシシギ4羽が止まっていましたが、飛び立ってしまいました。奈多の護岸の道は土のままです。道端にはツルボの紫の花がどこまでも続いていて、さわやかでした。
ツルボ

参加いただいた皆さま、お疲れ様でした。(山本 廣子)

以上

【参加者の感想】
・コサメビタキが可愛かった。 ・ミサゴが良かった。  
・ツバメが可愛かった。    ・カイツブリの幼鳥が無事に育ちますように!
・植物の花が色々見れて、良かった。

category: 活動紹介

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ちどり保育園くじら組(年長児)の和白干潟自然観察会報告/みんなの帰りの支度ができると、満足した顔をして帰って行きました 

ちどり保育園くじら組(年長児)の和白干潟自然観察会報告

日 時:2015年9月8日(火) 9:55~12:00 若潮  満潮6:08 干潮12:55
参加者 35名と先生4名
天候:くもり
守る会自然観察ガイド:4名、カメラ1名

 「ヤッホー」と手を振りながら元気にやってきた子ども達は、事前に保育園で干潟のDVDを見てきていたので、開口一番「カニはどこにいるの?」と聞き、たくさん飛んでいたトンボを帽子でつかまえながらも、「つかまえたかったのはカニ」と言っていました。海の広場の草むらでアカテガニをつかまえて大喜びしていました。干潟の話が始まると、カニの写真や鳥の絵を食い入るように見ながら話を聞いていました。
和白干潟のお話し

バードウォッチングではカワウの群れを見ました。望遠鏡で鳥を見てから、子どもたちは早速干潟に繰り出して行きました。
野鳥観察
カワウの群れ

干潟では思い思いに砂を掘り、貝やカニを見つけていました。小さいながらもたくさんアサリがいました。
浅瀬で
干潟の生きもの観察
ハマガニ

少し沖の方には台風の後アオサが堆積しているところがあり、へドロ状になっていて、貝類が死んでいました。
アオサがたくさん

貝殻だけを大事そうに集めている子もいました。ズボンがびっしょり濡れても気にせず、活発に水の中を走り、「長靴に水が入って気持ちいい」と言っていました。「水がしょっぱい」と自主的に確かめる姿もありました。「アシハラガニを見に行こう」とアシ原に誘いましたが、砂を掘るのに夢中な子は中々前に進みませんでした。促されてやっと腰を上げていました。
アシ原でカニをつかまえる時「カニの甲羅を上から押えて両端を持つとよい」と教えると、子どもたちは上手にカニをつかまえていました。大きなハマガニを見つけ、連携プレーで首尾よくバケツに入れることができました。
アシ原探検

最後に集まってみんなでとったものを見ました。アシハラガニのオスとメスの違いを見ることができました。貝の浄化実験ではアサリなどがたくさんとれたので水が透明になりました。
水質浄化実験

「カニはどうやって生きていくのですか」「なぜ鳥はカニをエサにしているのですか」などの質問が出ました。「楽しかった」「カニがいて嬉しかった」と観察会の感想を言っていました。とった貝を戻す時、名残惜しそうに「遊んでいてね」とそっと砂の上に置いている子がいました。濡れた服を着替えた子どもたちは、また望遠鏡をのぞいていました。みんなの帰りの支度ができると、満足した顔をして帰って行きました。天候が心配されましたが雨は降らず、服が濡れても寒くなく、ちょうどよい観察会日和でした。(K・A)

以上

観察されたもの
野 鳥:ミサゴ・カワウ(90)・カルガモ(20)・ダイサギ・アオサギ・コサギ・ハシボソガラス
生き物:アサリ・オキシジミ・ソトオリガイ・ユウシオガイ・アラムシロガイ・マガキ・ヤドカリ
ウミニナ・ホソウミニナ・コメツキガニ・アカテガニ・アシハラガニ・ハマガニ
海そう:オゴノリ・アオサ

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会鳥 ミヤコドリ

活動のご案内

和白干潟 自然のアルバム

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